2025.6.14  高2進学講演会

13:00 -15:30 @視聴覚室

先月の高校3年生に引き続き、高校生2年生保護者の方々対象に進学講演会が行われました。

また、高校1年生および高校3年生の保護者の方々にもオンラインで参加していただきました。

 

講演に先立ち鳥屋尾校長先生、桒原後援会会長よりご挨拶いただきました。

鳥屋尾校長先生より、

 ・高校2年生は受験への意識が変化するか、しないかの段階。

 ・自分の在り方を模索しながら、高校2年生で意識がまとまってきている。

 ・中学からの積み上げ型の指導の成果より、特に数学では基礎計算の積み上げより、レベルが上がっている。

 今後、高校2年生は夏休み明けから 完全に受験への意識へシフトしていくようにすることが大切。

 とのお話をいただきました。



❑第一部

進路部主任 奥村先生

テーマ:「近年の大学入試の傾向と今後の進路指導計画

   

1.令和7年度の入試の実施概況と昨年の両国高校の結果

・近年、人口が減っているものの、昨年の受験志願者数は増えた。

新課程初年度の共通テスト結果は全体的に平均点上昇

・国公立の受験者数は難関大は微減、 準難関大は増えた。

推薦型選抜合格者数は私立は6割と多い大学もあり、大学ごとに差が見られる。

都市部の大学が志願者増の傾向、4年連続で増えている。

・今後私立大学でも共通テスト利用方式の拡充する傾向があり。

・昨年の両国生は難関国立大の受験数および合格人数が増え、

 難関私立大の受験の中でも例年と比較し、共通テスト利用方式の合格者の割合が高い結果となった。

 

2.令和8~9年度入試の変更点

共通テスト出願手続きの電子化

・今までは学校一括の出願であったが、各個人における出願が必要。

入試変更点

特徴のある学部の新設がされる大学が出てきている。

・入試科目の変更:入試科目が減ることにより負担が減った学部は倍率が高くなる可能性があり。

・女性合格枠を増やす大学もあるが、全体枠は増えないため、注意が必要。

 

3.今後の進路指導計画

英語外部資格にて受験する場合はGTECなどを利用し、今年度中に英語外部資格をとっておくこと。

夏休みおよび9月文化祭明けを共通テスト500日前にスイッチを入れることを推奨。

国数英の苦手分野の克服(基礎がため)を高校2年生で行うこと。

 

「国数英の3教科は高2のうちに完成させる!」 



❑第二部

 122期卒業生による座談会

卒業したばかりの4名の方から貴重な昨年のリアル体験談をQ&Aにて伺いました。

(Kさん:国立大理系、Sさん:国立大理系、Nさん:難関私立大文系、Mさん:国立大文系)


Q1.高校2年生の時はどのような学校生活でしたか?

  

Kさん:生物部の活動が中心。定期テスト対策、課題をやっていた。

Sさん:勉強重視ではなく、学校生活重視、行事は全力で楽しんだ。ただ、勉強面としては小テスト、課題、授業は集中していた。

Nさん:高2は遊ぶことが中心で、将来のことは考えたくない時期だった。一方、高1は真面目に最低限の勉強はしていた。

Mさん:定期テストに向け、コツコツ勉強はしていた。授業に対しても真面目に聞くようにしていた。


Q2.受験へのやる気スイッチはいつ入りましたか?

  

Kさん:高2の夏頃に生物の研究がやりたいと考えていくようになり、高3の体育祭終わりから受験への意識を

     しはじめた。

Sさん:3の体育祭までは行事に集中。体育祭が終わって、夏あたりから自然と勉強へのスイッチが入っていった。

Nさん:高3の体育祭終わったあたりから、特に夏休みは頑張った。でも取り組みが遅かったと考えている。

Mさん:継続的にコツコツと勉強していたが、特に高2の修学旅行が終わった頃、冠模試を受けて、頑張ろうと思った。

 


Q3.苦手科目の克服方法は?

  

Kさん:地理が苦手だったが、好きな生物を勉強するためと意識をして モチベーションを挙げた。

      他、物理の電磁気が苦手だったが、先生や友達、動画配信などで理解を進めた。

Sさん:平均を超えるように勉強した。特に地理は参考書基礎をみながら対策した。

Nさん:苦手科目は英語。特に文法が苦手で苦労した。英作文にたくさん取り組んだ。

Mさん:数学の点数に伸び悩んだが、国語・英語でカバーした。

 

 まずは苦手科目は平均点を保ち、得意科目でカバー! 


Q4.新しい大学生活は?

  

Kさん:充実した大学生活。高校から生物の実験をやっている方が多く、情熱も高い人々が多い。

      大学ではいろいろな学問をとることができる

Sさん:学校生活楽しい。周囲は要領がよい人が多い。入部したサークルがとても楽しい。

Nさん:入学前とのギャップのイメージはない。自分に合っていると感じる。学食がおいしい。

Mさん:入学当時は分からないことだらけで不安があったが 最近は楽しい。周囲は親しみやすい人が多い。

      入学式前に合宿があり、仲良くなった。入学式あとにはパーティーも行われた。

      通常では課題が多く、忙しいが両国生なら大丈夫。 


Q5.進路の決め方は?

  

Kさん:生物系の大学に行きたかった。特に高2くらいに出会った生物の研究内容から行きたい大学を調べた。

      地方にもあったが、遠いため、関東圏の中から選択した。

Sさん:小学生のころからなりたい職業のあこがれから行きたい学部を絞っていた。具体的に調べるようになったのは両国に入っ

     てから。受験方式を決めたのは 高3の夏だった。

Nさん:苦戦した。高2は目をそらしていた。3に入って親と志や夢について話した。

    他条件としては家からの通学圏内に絞り、決めた。 

Mさん:中3と早い段階で 母と決めた。条件としては家に近く、目標として高く受験できる大学を第一志望に。

      学部は2学部興味があり、受験する大学によって選考した。


Q6.学校や塾の活用方法は?

  

Kさん:学校の授業は先生方も個性があり、楽しかった。

         面接受験もあり、模擬面接など行っていただき、受け答えの姿勢などの手厚い面接指導をいただいた。

Sさん:学校の授業は分かりやすく楽しかった。また、演習をたくさん授業で扱ってくれた。

         先生方も話しやすい方々ばかりで、過去問の添削や受験に必要な志望申請書なども添削もしてもらった。

Nさん:2の時から、通塾した。家では勉強しないため、勉強ができる環境が欲しかった。自分が楽しく勉強できる環境がよかった。

    また、学校では400字作文の添削も含め、添削をたくさんしてもらった。

     現代文などもしっかり 授業外でのサポートが手厚い。夏休みの補習も多くに利用。模試の成績の相談、メンタル面での支え

          が有難かった。

Mさん:学校の授業は学びが多く、質が高い。また、熱心で優しい先生が多いため、世界史など、過去問進捗が遅いと

          声をかけてくれたり、手厚いサポートをいただいた。 


Q7.模試の活用方法は?

  

Kさん: 冠模試は形式、本番を意識して確認できるため、かなり重要。

      判定はよくなかったが、悪かったとしてもどこで間違えたのか、どこで生かすのか、重要。

Sさん:学校の模試の案内は全部受けるようにしていた。

      判定との向き合い方、それぞれの教科分析に使用していた。 

Nさん:高1-2では、学校の模試中心、高2ではベネッセ以外の模試を、3夏くらいから冠模試も受けた。

Mさん:冠模試はおすすめ。

           模試の判定が仮に悪くても落ち込む必要はない。2次試験が伸びる可能性があるため。

           模試の解き直しが大切。模試は本番と同じように実施。自分の成長度合いの自信をつける。

 

模試の活用としては次に生かせるように解きなおしが大切! 


Q8.親への感謝はどのようなことがありますか?

  

Kさん:出願校の尊重に感謝している。

     また、受験追い込みの121月は大好物のいちごを勉強机へ。苦しいときに支えてくれた。

Nさん:1日中塾で1日親と話す機会があまりないため、親からも不安な時期だったかと思うが、自分の決めたことを

           信じてくれていた。模試でE判定校であっても受験には好きなところを受験させてくれた。

      また、受験形式も調べていてくれて、説明しなくてもよいことがストレス軽減となった。

           受験期は通常の精神でないので有難かった。

Sさん:休日は朝5時から勉強していたが、一緒に起きてくれていた。

      休日の日中は学校で勉強していたため、お弁当も作ってくれ、感謝でいっぱい。

Mさん:いつもおいしい食事の準備と生活面でサポートしてくれていた。他、睡眠時間も気にしてくれて、強制就寝で灯りを

           消すなど、 勉強との両立計画などを立ててくれて有難かった。


Q9.これからの受験生保護者の方々へのアドバイスをお願いします。

  

Kさん:受験は様々な口出しをしたくなると思うが、子供たちの考えを引き出し、受験生自身が決断をくだすような環境を   

     与えた方が最終的な自分の結果に満足がいくようになる。考えの尊重が大切。

Nさん:両国生は色々考えることができる。また、保護者が受験について知識を持っていると受験生自身が説明せずに

     済む。暖かい見守りがうれしい。

Sさん:両国は自然と勉強するようなスタイルになっている。勉強に関しては干渉しすぎないことがありがたい。

      ごはんなどは全力でサポートしてほしい。

Mさん:受験は勉強も大切だが、健康第一。本番に力が出し切れるように、睡眠時間の確保、生活面のサポートをして 

    いただけるとよい。受験生へはプレッシャーかけず、温かい見守りをしてほしい。


❑第三部

学年主任挨拶 高2学年主任 三橋裕子主任教諭

   

進路実現のためのサポート』

  

だんだんと進路についてきちんと自分の言葉で話せるようになってきた。

いつまでに何を仕上げるか、イメージ 計画が立てることが必要

夏期講習などを利用して 苦手分野の克服等 サポートしていく。                               

 


~座談会終了後の交流会~

 講演会終了後は、参加を希望された高2保護者の皆さま27名と、鳥屋尾校長先生・進路部主任奥村先生・学年主任三橋先生、座談会に登壇してくださった122期卒業生4名が3グループに別れて車座となり、交流会を実施しました。

⁡保護者の皆さまから出た様々な質問、選択科目の選び方、併願校選びの決め手、使用した参考書、英語の勉強の仕方、受験モードになった高3生のクラスの雰囲気などに、先生方や卒業生の皆さまが丁寧に回答し、終始和やかな雰囲気の会となりました。

参加された保護者の皆さまから、『とても貴重なお話を聞けたので参加して良かったです!』『とても楽しい時間でした!知りたかったことを聞けました!』などのご感想をいただき、交流会は盛況のうちに終了しました。

                                                                                                                   (進学支援委員長 手記) 



卒業生の方々、本日は貴重なお時間、お話をありがとうございました。