2024.10.12  高1進学講演会

13:00 - 15:00  @視聴覚室


高1保護者向け進学講演会が視聴覚室で開催されました。

視聴覚室での参加 約60名、WEBでの参加 約120名以上(中3保護者も含む)と、

保護者の皆さんの関心の高さがうかがえました。

 

講演に先立ち老沼後援会会長、金田校長よりご挨拶いただきました。


❑第一部

進路部主任 奥村大地先生(テーマ:「大学入試制度のキホン」)

 

目次:

  大学入試の3つの方式

  大学入試の動向

 

 

   大学入試の3つの方式

一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜と、大学受験の3つの方式を詳しくお話しいただきました。国公立、私立大ともにこの3つの方式。

 

(1)一般選抜

国公立では【共通テスト+個別試験】、私立大では【独自試験3教科】が主流の、学力で行われる選抜。

国公立大学の一般選抜は、【共通テスト(第一次試験)+個別学力試験(第二次試験)】となっており、個別試験は、前期、中期(一部の国公立大学のみ)、後期の日程がある。

(2)学校推薦型選抜

高校3年間の活動を評価される入試です。出願条件は、【一定値以上の評定平均+学校長の推薦】が主流となっている。試験内容としては【書類審査、面接など】

(3)総合型選抜

学校推薦型選抜の校長の推薦が必要ないものと思っていただければいいと思う。

 

※学校推薦型選抜、総合型選抜では、共通テストを課すもの、課さないものなどある。

 推薦入試でも基礎学力を見られる場合があるので注意。

 

●大学入学共通テスト(今年度から新課程)

文系も理系も6教科8科目。

文系 : 国、数①②、英、情 地歴公民2科目 理科基礎(2科目)

理系 : 国、数①②、英、情 地歴公民1科目 理科2科目

どちらも併せて1000点満点で共通テストが実施される。

 

●国公立大学の個別学力試験と私立の独自試験

基本は、文系 (英、国、歴) 理系 (英、数、理)だが、それぞれの大学に応じて個別試験をしっかり調べて受験をする。

 

●指定校推薦(学校推薦型選抜)

出願要件は厳しく、両国の指定校推薦出願要件を満たす生徒は、一般受験で東大を十分狙える生徒でありうる。指定校推薦ではなく、自分で大学を選んでワンランク上の大学に進学してもいいのでは。

 

3つの方式を説明してきましたが、近年の動向は、全体としては一般選抜と推薦が五分五分になってきているが、国立大の主流はまだ一般選抜。

 

   大学入試の動向

(1)定員増の中、受験人口はどんどん減っています

  選ばなければ、誰でも大学に入れる時代の中で、大学も生き残りに必死。2つの傾向に分かれてきている。

●国際的競争力の向上(将来有望な学問の選択と集中、学内の多様性向上、第一志望の学生の受け入れ)

●入学人数の確保(時代のニーズに合った学部の創設、入学生の早期確保、受験しやすい入試制度)

(2)文理融合学部の新設

いろいろな大学でほぼ毎年新設されている。【共創】【社会】【創成】【ソーシャル】【データサイエンス】という名前の付いた学部が増えてきました。文系理系を問わず学べる学部です。逆に言うと文系にも数学が必要、理系にも社会が必要。

(3)理工系の女子枠の拡大(多様性の確保)

「東大に女子を増やそうプロジェクト」や、女子枠の創設が取りざたされている大学もあり、多くの大学で女子を増やそうとしている。

(4)学校推薦型選抜、総合型選抜で大学が求める力

後期日程の廃止→学校推薦型選抜、総合型選抜の定員増。

第一志望の意欲ある学生を受け入れたい。そのため、明確な志望理由、志望動機、何事にも前向きに取り組む姿勢を面接で確認したい。割合は少ないが、多様性を求め、学力が若干足りなくても各種大会(世界大会)での受賞歴、資格の取得状況、探究活動などの目的を達成するためのプロセスを重視してみている傾向にある。

国公立学校の第一志望は、基本的に前期で受ける。そのため、後期日程で受験する子は第一志望ではない子が受験することになり、入学後のミスマッチにつながるので、各校、後期日程を縮小、廃止し、第一志望の子を推薦で取りたい → 推薦・総合型の定員増。

(5)多様化する私立大入試制度

・科目選択型,得意科目重視型入試(科目数の負担が減るが倍率が高い)

・全学部入試(全学部が同一の問題を使って同じ日に試験を行う)

・後期日程(私立大にもいろいろ日程がある)

・地方試験入試(私立の受験日程が立て込む。移動をせずに、東京で地方の大学の受験可)

・共通テスト試験利用入試(基礎学力は共通テストで見てしまうという思惑が見て取れる)

 

1のいま、「第一志望の大学」と「そこでやりたいこと」を探してほしい。

「なぜその大学が第一志望なのですか?」「そこでやりたいことは何ですか?」

 



❑第二部

 

両国高卒業生社会人先輩方による座談会

(テーマ:「文理選択のその先へ」)

 

社会人から大学院生という幅広い世代の4人の卒業生にお集まりいただき、文理選択その先について、今だから話せる高校時代の思い出話や当時抱いていた保護者へのお気持ちをお話しいただきました。


社会人先輩方のプロフィール

 

山下真生 (やましたまお) さん

107期 (2009年度卒)   

国立大文系卒 IT企業勤務


大学卒業後は、IT業界に従事。DX業務を中心に行っている。

両国在学中は、剣道部に所属。

両国時代の一番思い出は、高2年の文化祭の練習。演劇でウエストサイドストーリーを披露するため、クラスメイトにたくさんダンスの練習を付き合ってもらった。現在は、淡交会の広報委員会で月1で活動をしている。

 

花田太郎 (はなだたろう) さん
109期 (2011年度卒)  

国立大文系卒 電機メーカー勤務

 

若いうちから裁量の大きい仕事を任されてきましたが、大きな会社のため転勤、異動も多い。

大学在学中は、開発途上国、発展途上国の経済分析を行っていた。ゼミの先生がウズベキスタンのフィールドを専門にしていたので、夏休みの3週間、現地の村人と交流をした。

北海道の生活は、学費と家賃を親に出してもらい一人暮らし。両国在学中は、野球部で主将を務め、今でも夢に見るくらい頑張っていた。体育祭の応援団の練習が楽しかったし、教室での友達との会話も意外と憶えている。

 

園部蓮 (そのべれん) さん
117期 (2019年度卒)   

国立大文系卒 証券会社勤務

 

投資銀行部門で金融商品のアドバイザーをしている。

両国には中入生で、黒崎先生が学年主任だった。

高校ではサッカー部に所属。

次世代リーダーで高1の夏から高2の夏にアメリカのシカゴに滞在。

大学では、ゲーム理論、メカニズムデザイン、オークション理論などをゼミで行っていた。クイズサークルに所属して早押しクイズをやっていた。旅行好き。

 

大澤亮介 (おおさわりょうすけ) さん

117期 (2019年度卒)   

国立大理系卒 同大学大学院に在学中

現在は、大学院でエネルギーの研究をしている。

園部さんと同期で、同じ経歴になりますが、次世代でアメリカに滞在。

工学部(理系)だが、受験においての得意教科は、英語、地理、古典と文系で、数学は苦手だった。

高校の思い出は、高1の宿泊防災。両国では、テニス部に所属。今でも教えに来ている。

大学では、園部さんと同じクイズ研究会に所属。大学の学園祭に両国の子を呼んで学園祭ツアーをした。メタバス工学部のプロジェクトや東大OCW運営の手伝いもしているので、

【東京大学OCW】を検索してHPをのぞいてほしい


Q1. 高校1年のこの時期に文理選択で悩まれましたか?

 

花田さん

A. 悩んだ。 当時、将来やりたいこととして考えていたことが金融業界と医療系で、文系と理系と分かれていた。結果として、生物や化学が苦手と思い、文系に進んだ。

 

 園部さん

A. 悩んだ。

経済に興味があり経済学部に行きたいと思っていた。もともと算数や数学が得意で、経済学部であれば理系で受験できるところもあると知っていたので迷っていたが、当時の担任の先生に 「経済学部なら文系がいいのではないか」とアドバイスをもらい文系を選択した。

 

山下さん

A. 悩まなかった。

中学時代から数学が夢に出るほど苦手ということもあり、消去法で文系を選択した。

 

大澤さん

A. 悩まなかった。 高校時代からエネルギーの研究をしたいと考えていたので、工学部を目指すため理系を選択した。得意分野でいうと、英語や社会と文系だったので、言語に興味もありその道に進もうかと思った時もあったが、やはりエネルギーの研究をやりたかった。

Q2. 文理選択を悩まれたお2人は、文理選択の次にくるものとして受験校と学部の選択で悩まれましたか?

 

園部さん

経済と思っていたので学部では悩まなかった。受験校でいうと大学院に行きたいと考えていたので。

経済の大学院=海外の大学院に行きたい、それなら、日本で一番の大学を目指した。

  

花田さん

迷わず経済学部を選んだ。文理選択でやりたいことを考えたときに世の中の仕組みやお金のことを学びたいと思ったので。

当時、経済学部の数学受験は倍率が下がる傾向にもあったので、その点も含め選んだ

Q3. 今振り返って学部選択に思うこと、後輩へのアドバイス

大澤さん
学部選択は、得意科目や苦手科目で選ぶよりも、やりたいことで選ぶのが良い。

 

▼理由 ・大学と高校の勉強・学問はギャップがあることが多い。 高校数学が得意でも大学数学が得意とは限らないし、経済学(文系)で、数式や微分積分もいっぱい使う。数学をやらなくていいわけではない。

 

・バランスが大事。 得意、不得意で選ぶとどうしてもおろそかになる科目がでてきてしまう。大きな穴があると大学に入って他に勉強したいと思った時に困る。

・モチベーションにかかわる。 なんとなく、数学ができないから文系にきましたといっても、そこにやりたいことがないのであれば意味がない。

Q4. 文理選択の際、保護者の方に相談はしましたか?

4名ともご自身で決めたとのこと。 

Q5. 花田さんは地方の国立大学に進学されましたが、保護者の方にはいつ頃北海道に行きたいと相談されましたか?東京を離れるということに不安や迷いはなかったでしょうか?

花田さん

不安はあったが、楽しみが大きかったと思う。自分自身で決めたので迷いはなかった。母親は心配していたはず。具体的には、親には高2の冬に受験したいと伝えた。 たまたま高2の冬にその大学を見に行く機会があって、一目惚れをして絶対受験すると決めて相談した。 親は比較的応援してくれたが、一人暮らしをするにあたりどのくらいお金がかかるかなど、しっかり相談したうえで親には納得してもらえたのかなと思う。

 

仕送りをもらっていなかったので、その時の貧しい経験も貴重な財産になっている。一人暮らしはお金がかかるので、親御さんとよく話す必要はあると思う。

 

Q6. 花田さんが高校2年生で大学の生活費用まで親御さんにプレゼンできた秘訣は?

 最初からできたわけではなく、父親との会話の中で徐々に考えるようになり決まった。 

・なぜその大学に行きたいのか?

・経済ならほかの大学でも学べるのではないか?

・一人暮らしはどのくらいお金がかかるのか?

と質問されて、自分で調べ伝え、会話の中で自分の気持ちが伝わったと思う。

当時父は、否定をしていたのではなく、聞くことによって私の覚悟や決意を試していたと思う。

自分で親を説得して進学したのだから、辛いことがあっても思い返して頑張る原点になったと思う。

Q7. 文理選択は保護者に相談しなかったということですが、優秀な皆さんだったからではないでしょうか?という声が現役保護者聞こえてきそうです。こちらについて何か一言お願いします。

山下さん

文理選択が成功と失敗というわけではない。高校生は自分で決めたい、やりたいという意思があると思うので、生徒さんの意思を大事にしてあげるのが一番いいと思う。しかし、大人との違いとしては、高校生の組み立てるロジックには穴があると思うので、非現実的なことなど正しくアドバイスをしてあげると良いと思う。何もないならば、夢、関心のあることをとっかかりに話し合うと良いと思う。親が決めたから親が悪いんだというような逃げ道を作らないように自分で決めさせる。

Q8. 両国高校の使い方。文理選択や進路で悩んだ際、先生方に相談はされましたか?

先生からのアドバイスはありましたか?

大澤さん

僕は、学校を利用させていただいた。進路の相談をした記憶はないが、次世代リーダーで留学して戻った時も下の学年ではなく自分の学年に戻ったので、その補習などでもお世話になったし、添削で自習室を開けてもらった。具体的には、朝の7時~夜7時まで、土日も自習室を開けていただいた。

東大は記述が多く、塾に行っていなかったので、先生方に添削などお世話になった。両国は優秀な先生が多いので、使わない手はないと思っていた。お願いすれば快く引き受けてくださった。同期東大5人、5分の4は塾を使っていなかった。1人だけ特別講座に行っていたが基本的には学校で勉強していた。

 

園部さん

私は、先述どおり文理選択の時に相談をしたが、高3の受験期になってから試験の添削をお願いした。地理の記述の添削は受験するのが一人だったため、マンツーマンで対応してもらった。両国は歴史があるので、毎年数名東大合格者があり、先生方にもノウハウがたまっているので活用できる。

花田さん

正直、進路の相談は全くしなかった。ただ、学習面のサポートは手厚いと先輩方からもうかがっていて、赤本、国立大学の記述式とかについても、わかるまで親身にサポートしてくれた。長期休みに進学塾なみに講座を開いてくれた。熱意のある先生がたくさんいて利用させていただいた。感謝しかない。

山下さん

両国高校にいる先生方は、どの先生も研究や探究、学問が好きな先生が多いと思う。その中で私の場合は、モチベーション面を励ましていただいた。数学はできればやりたくなかったが、高2の模試で学年3位をとれた。知識が深くユーモアがある先生が多いので、助けをいただくことだけでなく、お話をすることも良いと思う。

Q9. 高1、中3の保護者に向けて、学習面、生活面など高1でやっておくべきことのアドバイスをお願いします。

大澤さん

先生方と仲良くなる。先生方も得意不得意があるので、いろいろな先生と仲良くなって頼みやすくする。高1高2は、自分のやりたいことを全力でやる。高3になってスパッと切り替える。 やっておいたほうがよかったと思うことは、もっと本を読んでおけばよかった。本を読んで何かしらに気が付き、やりたいことが見つかる。小説でも何でもいいので本を読む。  

山下さん

私は大澤さんとは違うルーティンで、高1高2を重点的に勉強した。高1高2は、毎日帰って予習はしなかったが復習はとにかくやっていた。忘れて思い出すという作業が後々受験期に役立った

社会科が好きで、社会、政治学、法律の方面に行きたいと思っていたが、細分化して、法律ってどんなことを勉強するの?そもそも大学の勉強って?ということをもっと調べても良かったかなと思う。

Q10. 文理選択について、改めて今の高1生にアドバイスをお願いします。

 

園部さん

文理選択を重く考えない。やりたいことってそんなに簡単に見つからない。今やりたいことと5年後にやりたいことは変わってくるかもしれない。やりたいことから選ぶことからもですが、いろんな優先順位がある。例えば、このキャンパスに行きたい、この地域に行きたい、このサークルに入りたい…。

別にやりたいことだけでなく、自分の優先順位で文理を決めても問題ない。

 

花田さん

文理選択を重く考えることない。今、私自身社会人として文理は関係がない。理系の方もいるし、経済学部を出たから今の仕事をしているわけではない。大学に進学するとやりたいことも興味も変わる。医学部に進んだからと言って医者にならない人もいる。良い意味でリラックスして、軽く考えてほしい。

Q11. 高校生当時、保護者にしてもらってよかったこと。

大澤さん

20日連続毎日高校に通っていたので、朝、お弁当を作ってもらった。塾には入っていなかったが、参考書など必要なものを自由に買わせてもらい、勉強に集中できる環境を作ってもらった。親が進路や勉強に口を出すのは個人的にはあまり良いことと思っていないので、お子さんが全力を出せる環境づくりをしてあげるっていうのが一番大事だと思う。高3になったら自分で勉強計画を立てるとか志望校の受験日を調べるとか、受験に限らず自分で頑張らせることが大事だと思う。                            

仮に不合格だったとしても、落ちた理由が親ではなく自分で反省できるように、環境で後悔させないようにしてほしい。

園部さん

お弁当を作ってもらった。私は家で全く勉強せず、学校と図書館でしていたので、そういう意味では心配をかけたかもしれないが、家でダラダラしていても全く何も言わずに接してくれた。全力を出せる環境を作ってくれた。 総合型選抜はどういう実績を出すか、どういう取り組みをするかが主になると思うので、狙うのであれば保護者の方の協力が必要となってくるので、高1、高2の時期であっても、勉強のことだけでなくお子さんのやりたいことを手助けしてあげてほしい。                          

 

花田さん

私の両親も、良くも悪くも私のことに口は出さなかった。ただ、アドバイスを求めたり相談したときはちゃんと相談にのってくれて、裏方でサポートしてもらったと思っています。親御さんからすると、子供の言葉を鵜呑みにするのかというと、そういうことではなく、違う大学を目指してほしいなどと思うことがあるのであれば、押し付けるのではなく対話をしてほしいと思う。

山下さん

高校受験で公立の中学から進学したこともあり、親からとやかく言われたことはなかった。ただ、中学3年か高1の時に、「一人暮らしはダメなので実家から通える範囲の関東県内の大学に進学しなさい。」「国立か公立に絶対現役で合格しなさい。」という厳しいルールだったので、プレッシャーで受験期は若干ナーバスになった。現実、私立大は国公立よりもコストがかかるので、国公立に行ってほしいというのはわかる。しかしその中で、どこの大学のどういう学部に行くかは自分でしっかり考えなさいと言われたので、ある程度自分で決めたと思っている。塾に通っていたので、塾の費用を出してもらったり、お弁当や夜食を作ってもらったり、今考えるとものすごいサポートをしてもらった。表立って目立ちすぎずに縁の下の力持ちとしてやっていただくのが一番いいのでは。

 

補足として・・。 自主的にというのは良いことだが、あくまでも自分で決めるということは、自分ですべての責任を負うので、自分でやらなければいけないことを伝えてあげるのがいいと思う。自分一人ではくじけてしまうということであれば、モチベーションをあげられるように頑張れるよう励ましてあげてほしい。


高1学年主任 三橋裕子先生ご挨拶  

 

高1の頭から進路決定に向けていろいろ取り組みを行ってきました。  

1学期:自分の好きなこと、興味関心、特性などからそこにつながる学部学科、将来の職業を考える。自己実現をするための学部学科は何だろう?と、外部講師をお招きするなどを して皆で考えました。

夏休み:オープンキャンパス

2学期:選択科目を決定する時期になりました。

     

10月末までに予備調査。11月に三者面談。12月中旬に2年次選択科目を決定。

2学期にいろいろな方から選択科目決定のアドバイスをいただきましたが、どの方も「自分で決める」。 「自分で決めたことであればそこに向かって努力していけるし、どのような結果になっても自分で責任をもてる」 というようなアドバイスをいただき、生徒たちも目の色が変わるようなかたちで選択科目、その先を考えています。  

 

多くの生徒が決まってはいますが、まだ悩んでいる生徒もおりますので、中間考査後も面談等を行って、一緒に考えていければと思っております。保護者の皆様には、「今、それぞれがどのような思いを持っているのかを聞いていただきたい。」 自分の考えや気持ちを整理して伝えるというだけでも全然違うと思いますので、三者面談の前にそういったお時間を取っていただきたいと思います。


~座談会終了後の交流会~

 

30名ほどの方が残り、5つのテーブルに分かれて交流会が行われました。

 

▼先輩方と奥村先生への質問は、下記のようなものが出ていました。

・模試の活用の仕方

・次世代リーダーでの過ごし方

・親としてどう接したら良いか

・ゲーム、スマホ自制できたか

 

▼会場にいた保護者の中で、ご存じなかった方が多かったこと

・毎年6月に「進路の手引き」前年度卒業生の受験体験記が高校生の生徒全員に配られているということ。

 卒業生の学年カラーの表紙(今年は水色)が生徒に手渡されていますので、お子さんにご確認ください。

・▼【デジタル進路室】の中に模試の情報などがアップされている。

 Teams→両国中高生の中のチャンネル→【デジタル進路室】

 奥村先生が沢山情報を発信してくださっています。ぜびご確認ください!

 


卒業生の皆さん、本日は貴重なお時間、お話をありがとうございました。

この日のためにご尽力いただきました淡交会皆様ありがとうございます。