高等学校 部活動ー硬式野球部


2024年7月14日

第106回全国高等学校野球選手権大会 東東京大会 2回戦

 (対 青山学院)

 

 

2024年7月14日(日)11:30~

@JPアセットスタジアム江戸川

結果 ●両国0-16青山学院〇

(5回コールド)

 

 

2022年夏以来の単独チーム出場となった今大会。完全中高一貫校化の過渡期でクラス数が少なく、正規部員8名のところ、普段は他部に所属している助っ人臨時部員さんの力を借りて実現しました。

 

試合前週に開かれた壮行会の場では、選手達が口々に単独出場への喜びと思い、意気込みをを語ってくれていたこともあり、応援する側にも気持ちが入ります。

 

不安定な天候の中試合が始まり1回裏、さあこれから守っていこうという時に雨足が強まり、約1時間の中断となりました。スタッフの皆さんが土を入れたり、スポンジで水を吸い取ったりと入念にグランドコンディションを整えて試合再開。相手チームの攻撃力が上回る結果とはなりましたが、3年生井上さんの1球1球は、気迫に満ちた、まさに全力投球で素晴らしかったです。

 

その後の両国の攻撃では、ヒットやフォアボールでチャンスを作り、反撃への期待が高まりましたが、残念ながら好守に阻まれあと一歩のところで得点ならずでした。

 

ベンチではケガで出場がかなわなかった選手のユニフォームを掲げ、応援席も一体となって今大会の出場を喜び、声援を送り続けました。

 

主将の兼平さんを中心に走り抜いた新しいチーム。

 

「1日も長くこのチームで野球を続けたい・・・」その気持ちがあったからこその「全員野球」に多くの感動をもらいました。

 

汗も涙も泥だらけのユニフォームも全てが輝いて見えて、野球っていいなという思いがあふれる1日になりました。選手の皆さん、ありがとうございました!


2023年7月18日

第105回全国高等学校野球選手権記念東東京大会 第2試合目

 

第2試合目:2023年7月18日(火)15:40~

      @明治神宮球場

      天気 晴れ、37℃

      結果 ●国際・両国1ー12城東〇

         (5回コールド)

 

両国・国際連合チームの第2試合目は、東の野球の聖地とも呼ばれる、明治神宮野球場で行われました。

対戦相手は、昨年の東東京大会でベスト4入りをした強豪チームの都立城東高校。

当日の第1試合目、第2試合目ともに延長戦タイブレークで接戦となり、予定より1時間40分遅れでの開始となりました。

そのおかげで!?学校での授業を終えた高3生が続々と球場まで応援に駆けつけ、保護者やOBの方々と一緒に盛り上げて

くれました!!

 

 

※先攻:国際・両国/後攻:城東

1回表 井上さんから始まり、上口さん、平岡さんと内野ゴロ。出塁は出来ずともバットにはしっかり当たっている。次に期待!

1回裏 初回から6安打と打線が繋がり6失点となってしまったが、ショートゴロで辻さんが1アウト、センターフライで井上さんが

     2アウト、サードフライで国際メンバーが3アウトで制した。相手チームの勢いに圧倒された回となった。

 

2回表 辻さんの内野安打に続き、国際メンバーのセンター、ライトヒットで出塁も、相手チームの確実な捕球・送球により得点には

    至らず。

2回裏 相手チームは、四球から盗塁、三塁打と続いてしまったが、何とか2失点に抑えた。

 

3回表 井上さんが四球、上口さんがセンター前ヒットにより出塁も、相手チームの迅速な送球により二塁がアウト。その後、

     平岡さんのセンターへのタイムリーヒットにより、念願の1点が入り、三塁打の記録を残した!

   (三塁ベースまで全力疾走する姿が、とても誇らしかった!) 

3回裏 相手チームの強打が多数発生したが、井上さん、兼平さん、国際メンバーの確実な捕球で3回を終えた。1球1球声を

     掛け合いながら確実に捕る姿や、グローブでタッチして励ましあう姿に、チームワークの良さが垣間見れた。

 

4回表 四球が2打席続き、さらに国際メンバーのヒットにより満塁となったが、相手チームの完璧な送球により惜しくも2点目には  

     繋がらず。

4回裏 相手チームの巧みな攻撃により、2失点。しかし、ピッチャーの平岡さんは、2奪三振と最後まで好投だった。

 

5回表 最終回は、上口さん、平岡さん、辻さんが打席に。惜しくも追加得点には至らず。最後まで隙のない相手チームのプレイ

     により、試合はコールドゲームとなった。応援席からは、球児たちへのエールが最後まで響いていた。

 

試合終了後は、神宮球場の敷地内で、生徒、先生方、OB、保護者全員でミーティングタイム。

両国主将の辻さんは「このチームで本当に良かった。悔しいけれど、全力でやり切った!応援席からの声がとても励みになった。」と話していました。

 

また、監督、顧問の先生方からもコメントを頂きました。

・悔しい気持ち、もっとやれたという気持ちを忘れないでほしい。

・1つの目標に向かって最後までやり遂げたことは、人生で必ず財産になる。もちろんこれからの受験にも大きな力となる。

・しっかり練習して来た結果が、この大きな1勝だ。誇りに思ってほしい。

・こんなにも沢山の方々が応援に来てくれたのは、チームの皆の日頃の行動や姿勢そのもの。今後も愛される人になって欲しい。

・1、2年生は、これから3年生の気持ちを背負って頑張って行こう。

・ここまでこれたのは、チーム皆のおかげ。感謝。両国・国際共にとても良いチームで、本当に楽しかった!

 

その後、1、2年生からのサプライズで、3年生一ひとりに寄書きのプレゼント。OBや保護者からアイスの差し入れがあり、皆で

食べながら、笑顔で締め括りました。

硬式野球部の皆さん、東東京大会での1勝おめでとうございます。素晴らしい試合でした。3年間、お疲れさまでした!


2023年7月14日 硬式野球部

第105回全国高等学校野球選手権記念東東京大会 第1試合目

第105回全国高等学校野球選手権東東京大会の開会式が7月8日、明治神宮球場にて開かれました。

本大会は、参加校140校、128ゲームが予定されています。

両国高校は、部員7名のため、都立国際高校(目黒区)との連合チームとなり、選手14名、マネージャー5名で大会へ挑みます。

 

 

大会への抱負(主将 3年 辻佑真さん)

春は悲願の勝利をつかむことができました。高校最後の夏は、このメンバーで少しでも長く野球ができるよう、更に勝利を重ね、

3年間のチームスローガンである「躍動」のもと、チーム一丸となって戦い抜きます。 

第1試合目:2023年7月14日(金)10:00~

      @都営駒沢硬式野球場

      天気 曇り、31℃

      結果 ○国際・両国19ー3中野工●

         (5回コールド)

試合前のシートノックでは、マネージャー天野さんがボール渡し役を務め、鈴木先生のノックと送球で、選手はグラウンドの

土や芝生、風の状態を確認していました。応援スタンドに戻ったマネージャー小林さんの「両国の雰囲気勝ってる!」という

言葉が、とても頼もしく感じました。

 

 

※先攻:国際・両国/後攻:中野工

1回表 上口さんと平岡さんの1塁打で出塁が続き、辻さんのセンターへのタイムリーヒット等により、3点先制。

1回裏 無安打2奪三振に抑える。

 

2回表 井上さんが四球で出塁し、上口さんのセンターへのタイムリーヒットにより4点目。

2回裏 センターフライ、ファーストフライも確実に捕球。ゴロもしっかりと送球し、三者凡退。

    なんとこの回、ピッチャー平岡さんの投球数は4球のみ。まさに打たせて取るピッチングスタイル!

 

3回表 辻さん、兼平さんが、四球、エラーにより出塁。その後、国際高メンバーの2塁打もあり、6点目。

3回裏 キャッチャー上口さんのファインプレイもあり、無安打2奪三振に抑えた。

 

4回表 国際高メンバーのセンター前ヒット、更にライト前タイムリーヒットにより、7点目獲得。

4回裏 中野工の反撃開始。3塁打に始まり、タイムリーヒットにより3失点。しかし、この回で2奪三振とピッチングは安定。

 

5回表 6安打1本塁打により、大量得点となる(1塁打:兼平さん、2塁打・3塁打:平岡さん、その他国際高メンバー)。

    盗塁も5本成功。相手チームのエラーが多発したが、両国ペースが乱れることなく19点目を獲得。

    打者が2巡するほど複雑な回となったが、1塁と3塁のランナーコーチャーの的確な判断で、走塁ミスがなかった。

5回裏 ライト方向への打撃が重なり3安打となってしまったが、キャッチャー上口さんがタッチアウトを取ったり、何と

    か1失点に抑え、16点差のコールドゲームとなった。

 

 

試合の結果は、国際・両国19ー3中野工の5回コールドゲームとなりました。

国際・両国は、14安打、4四球。ピッチャーの投球数は、66球、6奪三振。

春の大会に続き、1回戦を勝ち進むことができました。

 

顧問の流先生にお話しを伺ったところ、

連合チームなので一緒に練習する時間が限られるため、試合前日は国際高が両国高まで練習に来てくださり、18時まで

練習をし、スコアブックを確認して作戦を練られていたようです。保護者の方々やOBの方々からの応援や差し入れが、

とても有難く、選手の励みになっています!とのことでした。

 

応援席は、保護者やOBもたくさん駆け付け、両国カラーとなっていました。

選手にもしっかりとエールを届けられたのではないかと思います。

2試合目も、その一球に魂を込めて!

 


2022年7月16日 硬式野球部

第104回全国高等学校野球選手権大会 東東京大会 @江戸川区球場

●両国 0-7 高島○

 

朝から雨が心配な1日、小雨の中試合が始まりました。

去年から投げ続けてきたピッチャーを中心に、附属中学からずっと一緒の部員、高校から新たに加わった部員、少ない人数の中でも練習を続けてきた野球部の試合を応援することができ、嬉しく思います。

これで高3は引退です。そして受験へ・・・


2020年7月19日 硬式野球部

野球部@神宮球場(2020.7.19)

 新型コロナウイルスの影響で高校スポーツの大会が相次いで中止されたが、硬式野球は東京都の独自大会が開催された。両国高校野球部は7月19日、神宮球場で私立駒込高校と対戦。初回に先制するも、好機にあと1本が出ず、1―8で七回コールドで敗北した。この試合で引退した3年生は、7人全員が先発で出場。関係者のご厚意で試合ができた感謝を胸に、炎天下で全力プレーした。

 先攻の両国は初回、立ち上がりに苦しむ相手投手の球を見極めて3連続四球を選び、1点を先制した。

 両国の先発マウンドは1年生。初回、四球や長短打などで2点を失うも、連続三振を奪ってピンチを脱出。二回にも犠飛で1点失ったが、粘り強く投げ続け、三、四、五回を無失点で乗り切った。

 打線は、二回以降、再三チャンスを作るが、惜しくも後が続かなかった。

 試合後、3年の選手、マネージャー、先生方、監督が後輩たちにあいさつ。

主将は、悔しい結果に終わったが、チーム発足当初より強くなったと感じられる試合内容だったと総括。「最後まで自分たちの主体性に任せてくださった監督や先生方に感謝している。忘れられない3年間を送ることができて本当によかった」と感謝していた。


2019年7月 硬式野球部

第101回全国高等学校野球選手権大会東東京大会 出場

101回全国高等学校野球選手権大会東東京大会 開会式 2019年7月6日 神宮球場 (写真・最初の3枚)

101回全国高等学校野球選手権大会東東京大会1回戦 対実践学園高校 2019年7月11日 江戸川球場 (記事の写真・文書は野球部保護者の皆様から頂きました。) 

101回全国高等学校野球選手権大会東東京大会1回戦の実践学園戦は、日曜日の江戸川球場でたくさんのOB・保護者・生徒有志によるブラバン演奏の前で行われるはずだった。しかし、当日朝から降り続く雨で順延となり、夢の舞台は幻に。

 

 仕切り直して、7/11(木)1250プレイボール!

 

 

 両国はベンチに入った部員12名のみ。相手側のスタンドにはたくさんの応援団。その声に圧倒さたのか次々と点を入れられる。それでも両国野球部は誰一人諦めない。飛んでくる白球に必死に食らいつく。再三のピンチにも、時折り笑顔を見せながらプレーする選手たち。2回には、2点をもぎ取った。しかし、5回最後のバッターのスイングが空を切った瞬間、両国野球部の短い夏が終わった。

 試合後、子供達の涙が止まらない。長い沈黙の後、涙をこらえて監督が絞り出した言葉「……悔しいです」部員・保護者全員が胸に抱いた感情を代弁していた。キャプテンを中心に自分達で考える野球をしてきた。この世代での一勝を信じて毎日白球を追ってきたが、またしても夢は叶わなかった。想いは次の世代へ引き継ぐ。

これで3年生は引退。次は受験という更に苛酷な相手に挑む。1.2年生は部員不足という困難に立ち向かいながら新たなチーム作りをしていかなくてはならない。どちらも厳しいが、野球を愛し、同じ夢に向かって切磋琢磨した仲間が隣にいる。きっと乗り越えられるだろう。応援してくれた人々への感謝を胸に新たな一歩を踏み出す。短かったが、楽しかった夏の舞台。最後にはいつもの笑顔が戻っていた。」

(最後の二枚の写真は試合当日のケーブルテレビでの放送に寄せられたFAXメッセージです。)


2018年7月10日 硬式野球部

2018年7月10日 第100回全国高校野球選手権記念大会東東京大会に両国高校硬式野球部が出場しました。
雨により一日順延となった試合は府中市民球場、対戦相手は甲子園出場経験もある堀越高校。
授業後に駆け付け、次第に増える両国生の応援の中での総力戦、公式戦一勝の目標こそかないませんでしたが、彼らの夏が確かにそこにはありました。

ゲームセット後、全力を出しきった選手たちの表情はむしろ爽やかで、応援への感謝の気持ちも忘れません。
3年生はこの試合で引退となります。今後の受験、いや、これからの人生も今日の試合のようにフルスイングで!