2022年7月2日土曜日に高2進学講演会が開催されました。5月に行われた高3進学講演会に続き、今回もハイブリッド開催となりました。
当日の受付。出席チェック用の鉛筆も都度アルコール消毒しています。
コロナ禍のために今回も「現地」と「ZOOM」のハイブリッド形式で行いました。
お仕事の都合で校長先生のご挨拶は学校外からでした。こんなこともできちゃうんですね〜!
金田校長先生から、感染増について、また2年以上コロナ対策を行いつつの受験や授業を行っていますとのお話をいただき、金谷後援会長からは「リアルな情報交換が大切と考えております」「有意義にご拝聴いただければと思います」との挨拶をいただきました。
第1部 卒業生119期保護者3名からの貴重な体験談
大塚さん
次世代リーダー8期生としてオーストラリア留学をした経験から、進学も就職も海外でと希望し、日本と海外の学士が取得できるダブルディグリープログラムのある大学にご本人の意思で進学。ですが、入学後に日本と海外、両方の学費を支払わなければならないことを知り衝撃が走ったそうです。
その金額は、2年で合計1000万円。会場はどよめきました。
「学校によっては日本の大学の学費だけで良い学校もあるので、志望校選びは子供に任せるが、学費等の事務的なことは親が調べた方が良いです」と、リアルな意見を伺うことができました。
長谷川さん
『両国の平均を突き進んだら夢に近づけました』と題したスライドを準備してくれました。勉強方法、どのようにモチベーションを上げていたか、受験についてなどのお話、また、家ではプレッシャーをかけずにリラックスできるように心がけたそうです。最後に「親子ともども夢に向かって突き進んでください!」とエールをいただきました。
市原さん
ギリギリの段階で進学希望が二転三転し慌てた経験から「漠然とでもいいから、どんな受験をしたいか、どんな学部に行きたいか話し合っておくべき。言いすぎるとぶつかることもあるので子供を信じて見守ってあげてください」とアドバイス
休憩時間には窓を開けてしっかり換気。感染対策きちんとやっています!
第2部 進路指導部の酒井先生と高2学年主任の奥村先生
進路指導部 酒井先生
「119期はかなり良かったんですよ」顔をほころばせる酒井先生。両国の自慢は、今年度の現役国立合格者が38.4%もいたこと。共通テストの結果も他校より良く、全国平均との差も広がり、上がってきている。また、医学部専門の説明会をやっているので私立の医学部合格も増えているとのことでした。
特別な学習方法ではなく基礎、基本。まんべんなく学ぶことが大切。苦手なことから逃げてはいけない、という言葉が印象的です。
終わりに、朝学や放課後学習の様子の動画を公開。静かに朝学に励む姿、放課後には一人の生徒が自主的に多くの生徒に授業をしている様子が映され、子供たちが各々頑張っていることを応援したくなりました。
高校2年 学年主任 奥村先生
奥村先生はビデオでのご参加でした。
生徒には「君たちはすでに受験生」と伝えているが、高2は行事や部活の中核を担う学年なので2年生でしかできないことも多々ある。視野を広く持って欲しいとのことです。
また、偏差は60以上を目標としていること、進路の取り組みについて、実際のテスト回答やグラフを用いて紹介してくれました。
質疑応答では、酒井先生から
11月の三者面談までに志望校を決めて、前もって親子で話し合って欲しい。
夏休みにオープンキャンパスを利用して欲しい。
とお答えがあり、受験生の親として身の引き締まる思いです。
当日の準備の様子
朝礼、Zoomのセッティング、サーモカメラのセッティング