令和4年5月7日土曜日、高3保護者を対象とした進学講演会が開催されました。
コロナ禍ではありましたが、東京都の感染者数が減少傾向にあるということで先生方とも相談し「登校ver.&ZOOMver.」という初めてのハイブリッド形式で行いました。
会場35名、ZOOM約125名の保護者の皆さんにご参加いただきました。
進学支援委員会(旧・進学講演会委員会)理事もハイブリッド形式をとり、現地チームは講演会の司会、ZOOM配信の他にも、視聴覚室の準備、ピロティーでの受付、消毒などを行い、自宅からのZOOMチームは配信状況のチェック対応などお手伝いさせていただきました。
第1部 119期生の取り組みと成果、120期に向けて
119期学年主任 青池秀夫先生
「高2の3学期=高3の0学期」というところからスタートし、年明け本番に向けての受験スケジュールについて流れをご説明いただきました。
「やらなくてはいけない事がたくさんあるんだ(汗)!」と高3保護者の一人としてドキドキしてしまいましたが、「生徒は『何をしなくてはいけないか』ということはわかっているので、親御さんは神経質にならずに、朝昼夕の美味しいご飯を出してあげてください。お子さんと学校を信じてください!」というお話は、ご自身のお子様3人が両国卒業生という「元保護者」でもある青池先生ならではの説得力があり心強く感じた保護者の方は多かったのではないでしょうか。
保護者としてはまず「ご飯」、そして先生のお話にあったように学校主催の夏期講習の計画を子供と一緒に相談するというところから始めていけばいいのかなという具体的なことがわかって少し落ち着きました。
「『すべる、落ちた』などの言葉も気にしないで普通にどんどん使ってくださいね。」というお言葉には笑い声も聞こえるほんわかとしたエンディングのお話でした。
第2部 両国高校の進路指導〜入試改革、コロナ禍世代の大学受験
進路指導部主任 酒井誠先生
高校3年学年主任 林大輔先生よりご挨拶
去る4月28−29日の宿泊行事が無事に終了したとのご報告がありました。
生徒たちの「受験スイッチ」もかなり入ってきている。共通テストまで残り252日、意識して一日々々を大切に、とのお話でした。
ZOOM画面では先生が準備されたプリントを出したらカメラが認知せずに、先生ごと消えてしまうというハプニングもありましたが、これは会の「シメ」として素敵なご愛嬌でしたね(笑)。最後に両国高校同窓会の淡交会事務局長若菜様より、淡交会に新設された給付型奨学金のお話がありましたが、冒頭「我々の時と違ってこんなに生徒の面倒を見てくれるのですねー!」と感心され、羨望の(?)ため息をついていらっしゃったのが印象的でした。
少人数ではありましたが保護者を前にしての久しぶりの講演会に、先生方も「緊張しましたけど、やっぱりいいですね!」とおっしゃっていました。次回の高2進学講演会では、現地ver.のみで行えることを願っています。