2020.11.21 高2進学講演会


令和21121日土曜日、高校2年保護者のための進学講演会を開催しました。

今年度は新型コロナウイルスの影響で、他学年の講演会はリモートや短縮による開催を余儀なくされましたが、体育館を使わせていただき、密を避けることによりほぼ通常通りの形態で開催することができました。

 保護者の方々も三者面談期間中のお忙しい中にもかかわらず、128名の方にご出席いただきました。

講演会は三代川会長のご挨拶の後、金田校長先生からは、新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響で中止又は延期になっている行事についてお話があり「年明け以降は感染防止対策を実施しながら修学旅行等の行事をおこなう予定ですので、ご家庭でも感染対策をお願いします。」とお話されました。


進路指導部の酒井先生からは「117期生の取り組みと両国高校の進路指導」と題して講演をしていただき、昨年度の進学実績を振り返り、「両国は現役で国公立大学に合格できる学校です。」「学校選びでは、上位校ばかりに目が行きがちですが、やりたいことを考えて本人の適性をよく見てあげることが大切です。」とお話されました。


続いて、教育課程の進め方について「両国ではエンリッチメント(成熟・円熟型)という、階段を上るように一段一段すすめていくような方法をとっています。王道の学習です。」「無理な先取りはせず、一つ一つじっくり深く確実に。極力落ちこぼれをつくらない。皆で一緒にやるチーム両国です。」とお話されました。そして、王道の学習の具体例として、毎日10分の朝学習や小テストを挙げ、基礎基本の大事さ、地道な努力の大切さについてもお話されて、共通テストの対策や変更点については、「大丈夫です!むしろ有利です!望むところです!好都合です!」と、とても力強く頼もしいお言葉をいただきました。

 

卒業生の保護者のお話では、117期生の保護者お二人からお話をうかがうことができました。

 お子様お二人とも塾には通わずに学校の勉強だけで、第一志望の大学に見事合格されたとのことで、両国の面倒見の良さを感じました。

 

志望大学決定は、オープンキャンパスに行って大学の雰囲気等を実際に感じたことが決め手となったそうです。

 

そして、文理選択や苦手科目の克服方法、受験勉強に本格的に取り組んだ時期、勉強スタイルなどについてもお話され、更に受験期の親として「勉強のことは口出ししない、子供から相談されるまでこちらからは何も言わない!不安なのは子供だけではないので、親同士のつながりもあったほうがいい。」とのお話もあり、どれもとても参考になるお話ばかりでした。


学年主任の青池先生からは、学年の近況報告と諸注意についてお話がありました。特に、提出物については「締切に間に合えばいいというのではなく、受付開始日が提出締切日と捉え意識するように、そうすることで課題などが間に合わないということはなくなります。これから大学生、そして社会人となっていくうえで、期限を守ることの大切さについて日頃から指導しています。」とお話されました。

 

最後に「遅刻の多い生徒は浪人する可能性が高い傾向があるように感じます。今から生活習慣を見直して、規則正しい生活をこころがけるよう、ご家庭のほうでもご協力お願いします。朝起こしてください!」とお話されました。

 

全体を通して、両国の面倒見の良さと自信が伝わってくるとても有意義な講演会となりました。

この日に向けてご準備してくださいました先生方、卒業生の保護者の方々に感謝申し上げます。

 進学講演会委員の皆様、お疲れ様でした!


117期卒業生保護者のお話をまとめてみました。どうぞご覧ください!

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卒業生保護者からの手紙(HP掲載用).pdf
PDFファイル 1.9 MB

酒井先生、三代川会長、ご協力いただいた保護者の方々と打ち合わせ中。

会場となった体育館の準備は、体育館を部活で使う生徒さんたちが手伝ってくれました。ありがとう!


新型コロナウイルス感染症対策として、受付前には体温測定、アルコールによる消毒を実施いたしました。


会場内、ソーシャルディスタンシス保たれています


皆様にご協力いただいたアンケートはしっかり集計!


2020.10.17 高1進学講演会

2020年10月17日(土) 
高1保護者のための進学講演会が行われました。寒い雨の日となりましたが、受付では手消毒や検温チェック等新型コロナウィルス感染症の対策をしっかり講じての開催となりました。

 

金田校長先生からは、コロナ禍の中で始まった今年度だが、子ども達には周りを大切にして、毎日の授業を大切にしっかり学んでほしい。そのために学校も家庭も『子ども達の学びを止めない』ために、引き続きしっかり感染対策をしていきたいというお話がありました。


続いて進路指導部の酒井先生から”両国高校の教育について”のお話がありました。両国高校は「現役で国公立合格を目指せる学校です!」「無理な先取りはせず、じっくりと深く確実に教育を進めます」「充実した学校生活を送ることが合格を掴み取るカになっている」と教えて頂きました。また、大学入学共通テストの変更に対して「両国は基礎・基本の徹底を行い、とても質の高い授業をしているので、今のままで充分に対応できる」「むしろ有利であり、好都合と考えている」とのこと。「全ての生徒と教師が”チーム両国”となって皆で一緒に歩むことが重要」「両国の教育を信じて頂きたい。お預かりした以上、全力を尽くして全員でよい結果を得ていきたい」という力強く頼もしいお言葉がとても印象に残りました。


最後に学年主任の林先生からは「保護者の皆様とやっと対面でスタートが切れて安堵している」「子ども達はコロナ禍の中で頑張ってはいるが、三大行事も中止になりコミュニケーションも思う様に取れず、ストレスも多少なりあると思う。思春期の大切な時期なので今までとは違うサポートが必要。しっかり対話をしながらこの難しい時期を乗り越えていきたい」とのことでした。

 

今回は保護者会との合同開催のため時間を短縮しての進学講演会となりました。コロナ禍で生活様式が大きく変わり、先生も生徒も保護者も不安な気持ちを抱きながら、日々何が出来るのかを必死に模索しているのは同じなんだと痛感しました。ですが”両国高校の教育”は先生方の確固とした教育理念が土台となっており、しっかり子ども達を支えてくれていることを改めて実感することができました。お忙しい中、この日に向けてご準備いただき、講演してくださった先生方に、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

おまけです。

今回の進学後援会は、学校の高1保護者会と合同で開催されたため、会場の設営は林先生のご指示のもと高1生の皆さんがお手伝いしてくれました。委員会メンバーは、その鮮やかな手際と「はい、撤収〜!」の合図での見事な退場シーンにただただ呆然・感動!ご協力ありがとうございました!!


2020.08.01 高3進学講演会

令和2年8月1日 高3保護者のための進学講演会が行われました。

コロナ禍で例年より3ヵ月程遅く、また進学講演会として初めてのZOOMによるリモートでの開催となりました。

 

金田校長、三代川会長の挨拶の後、昨年度学年主任の黒﨑先生より「自分に合った入試方式を選ぶ」「自分に合っていると思えるものは何でも活用する」と昨年度の素晴らしい実績を交えてのお話しがあり「保護者も、幅広く大学研究をして入試に詳しくなっておく事が大事で、それは必ず役に立つ」とアドバイスを頂きました。

続いて進路部の永谷先生から「コロナの影響で初めての事ばかりだが、保護者の皆さんは不安を表に出さず、大丈夫だと思っていただきたい。チーム両国の力を信じよう。今日は決起大会です」というお話の後「お子さんの第1志望を知っていますか?」というドキッとするような質問から始まり、「大学のホームページを保護者も見てください」「気持ちを強く持っているものが栄光を掴む」など今後のスケジュールや心構えを色々なデータをご提示いただきながらお話しいただきました。

最後に118期学年主任の田口先生より受験生の親の対応について「学力の事については口を出さない」「ネガティブな言葉は使わない」「受験生が欲しているのは静観または労い」「保護者の役目で重要なのは健康管理、特に睡眠と栄養は注意深く見守ってください」とアドバイスをいただきました。

 

今回、初めてのZOOMによる進学講演会でしたが、170名程のご参加をいただき、おかげさまで大きなトラブルもなく無事終える事ができました。
また先生方も大変お忙しい中、高3生の保護者にとって心に染みるお話をしていただき、どうもありがとうございました。


2019年度 進学講演会(高1)

令和元年11月9日土曜日、高1保護者のための進学講演会を開催いたしました。

 台風の影響で予定日より4週遅れの開催となりましたが、当日は爽やかな秋晴れのお天気に恵まれ、保護者の皆様149名にご出席いただきました。

始まりの校長先生のお話は、文部科学省から英語の4技能評価の実施延期の発表直後だったこともありこの件の説明も含めていつになく緊張した雰囲気のお話でしたが、「両国高校は生徒たちが安心して受験の準備をできるよう引き続き応援していくので、保護者の皆さんは子供さんと学校を信じてほしい!」という力強いお言葉をいただき、会場には落ち着いた雰囲気が流れました。

 永谷先生の講演「基礎からわかる大学入試・変化に対応するチーム両国」では、英語外部試験も含めた大学入試のシステム、文系理系の決めるポイント、その際のカリキュラムがどのように組まれているかについてのお話を伺いました。ちょうど三者面談が始まったタイミングであり、保護者の皆さんは真剣に聞いていました。受験の準備が始まったということでついつい子供に「ちゃんとやってるの?」「勉強しなさい!」と言ってしまいがちですが先生からの「すぐ褒める、繰り返し褒める!」という言葉を胸に子供を見守って行こう、と思った方も多かったのではないでしょうか?とはいえ、ちょっと難しそうですが…頑張りましょう!

 卒業生のお話は恒例(?)となりつつあるD組担任でもある阿部先生。「部活・行事いのち!」の高校生活を送られたことは有名なところですが、今回は事前に先生と先生のお母様への質問を募集し、そのお答えをいただくという形式をとりました。「見守る」方針で先生を育まれたお母様、気を使ったのは3度の食事の栄養バランスであったこと、小言として言った事は、時間を有効に使っていないなと思う時には「早くやりなさい」ぐらいだったとのこと。そう言われて先生がやった事は「寝ました」というお話には会場からも笑い声があがりました。また「男子生徒特有の問題」として先生ご自身の経験からの「家で学校のことを話さなくても、決して学校が嫌だったり辛かったりするのではないんです」のお話にはほっとされた男子生徒の保護者は多かったと思います。

 学年主任の青池先生からは「学年の近況報告」ということでしたが、3人の娘さんが両国の卒業生という「両国の先生であり元保護者」のお立場から、「学校は頑張ります。生徒にはガンガン言って怒ったりもします。保護者の皆さんは家ではちょっと引いて見守ってあげてください」とのお話は説得力がありました。

 保護者の皆様からのアンケート結果も内容には「満足、やや満足」が95.2%という結果をいただきました。「永谷先生のお話はわかりやすく、非常に心に残った」「阿部先生のお話は具体的でわかりやすかった。お母様のお話から母子の関係など勉強になった。男子への親の接し方がとても参考になった」などのご意見が多かったです。開催時期については、台風のための延期で三者面談に近すぎてしまったため「不満足、やや満足」が過去3年間で最高の4.6%だった事は残念でしたが、お天道様には勝てないということで…。来年は進学講演会として大きなてるてる坊主を準備することになりそうです。


2019年度 進学講演会(高2)

2019年6月29日(土)

高校2年生保護者のための進学講演会を開催しました。

 

最初に校長先生から「3年生はすでに受験モードに入っています。2年生は勉強だけでなく部活や学校行事など努力し頑張っている姿が随所に見られます。このような努力は必ず実を結ぶと信じています」とのお話をいただきました。

 

進路指導の永谷先生からは、この夏は第一志望を決めるきっかけとしてオープンキャンパスへ行くようにとのお話がありました。両国高校は、偏差値よりも本人の第一志望を大切にしているとのことで、生徒一人ひとりの人生を大切に思ってくれている素晴らしい学校だと実感しました。

保護者の生徒へのかかわり方としては、向き合うというより同じ方向を向いて、長所や日々頑張っていることを褒めてあげてください、とのことでした。

 

また、今回は卒業生(116期生)の保護者の方(3名)のお話がありました。

皆さん塾に行かずに学校の勉強のみで受験を乗り切ったようで、両国高校の面倒見の良さを感じました。

 

地方の大学を選択した卒業生の保護者から、「仲間との濃密な時間、そして自分で決定していくという経験をさせたかった」とのお話を伺ったときは、子供を信じ自立させることの大切さを感じました。

応援団に3年間参加した卒業生の保護者のお話を聴いて、学校行事に積極的に参加することは受験の妨げにならず価値のある経験になるのだと再認識しました。

また、オープンキャンパスに行った際に気軽に質問をしてみると思いがけず重要な答えをもらえることがあるので是非オープンキャンパスには行ってみると良いようです。行けなかった場合は秋の文化祭に行ってみるという手もあるそうです。

 

学年主任の田口先生からは、進路に関する学年の取り組みをお話していただきました。

お忙しい中、たくさんの有意義なお話を聴かせて下さった先生方、卒業生保護者の皆様、ありがとうございました。


2019年度 進学講演会(高3)

2019年5月11日土曜日

高校3年生保護者のための進学講演会を開催しました。

受験本番まで既に一年を切った高校3年生。保護者の方々の多数の参加を頂きました。ご夫婦での参加も多く見られ、熱気のある講演会になりました。

・校長先生からは、南三陸町の合格祈願「オクトパス(置くとパス)」や行田市の「落ちない御守り」(豊臣勢の侵攻で唯一落城しなかったお城があった)の紹介で会場を和ませながらも、チーム両国の先頭に立ち保護者ととも乗り切ろうとの熱く暖かい思いのお話を頂きました。

・進路指導部でもあり昨年の116期生の担任もされた黒田先生からは、昨年の様々なエピソードを交えながらのお話でした。昨年の生徒への指導「楽な受験をする人は誰もいない」「特に1学期に基礎をしっかり、苦手を克服しよう」などの受験に向けての取り組みの紹介や、「捨て科目を作らない」「自己採点の精度を上げる練習」「国公立受験者にも私立受験は大切」。さらには「必着と消印有効の違いに注意」といった本番直前アルアルまできめ細かいお話を頂きました。特にタイムマシーンのお話は興味深く、保護者の方々も頷きながら聞き入っておられました。

・進路指導部主任の永谷先生からはまず心構えを中心に、「(来年度からの)新しい受験制度は怖くない、ようやく受験制度が両国に追い付いてきたにすぎない。」「20年指導してきて『どうしてもここに行きたい!』という強い心を持った子が合格を勝ち取っている」と強調。「保護者も何か一つの目標に向かって一生懸命取り組んでいる姿勢を見せることによって、子供の心(構え)も変わってくる」(子供達は親御さんの言うことは聞きかなくても、真似はします)といった少々耳の痛いお話まで頂きました。今後の計画、進路の手引きの配布や模試、補習といった具体的なお話や、親のすべきことは相談されたら応えられるよう「情報はなるべく集める」事、止めるのは「あまり口を出さない」事、そして最近の受験の傾向など盛りだくさんの内容でした。「生徒たちはセンター試験後も一日一日実力を伸ばします、第一志望は譲らない、ぜひ高い目標をもって受験させてください。そしてお子さんを見守ってください」とお話を締められました。

・学年主任の黒崎先生からは、117期の今までの取り組み方や進め方、模試や補習の予定の他、制度が変わる事は心配いらない事(今までもそれを前提に準備を進めている、我々は変化に振り回されず、情報を集めている)などの説明を受けました。最近の117期生の学校での様子、6月の保護者会の大切さなどを教えていただきました。 

・「勉強のことは学校に任せてください!」の言葉に代表されるよう、全体を通して先生方の面倒見の良さと自信が伝わってくる 講演会で保護者の方も満足された内容でした。