5月29日、令和3年度(2021年)総会が開かれました。
新型コロナウイルス感染症対策として、学校視聴覚室には金田校長先生、星副校長先生、進路指導部酒井先生と後援会役員のみが集まり、松永副校長先生、一般保護者の皆さんはzoomにてご参加いただきました。
新役員も無事に承認され、1D澤田さんを会長に後援会の新体制がスタートいたしました。
コロナ禍であり、手探り状態の部分もまだまだ続きそうですが、後援会としてはこれからも学校と連携をとり生徒に寄り添ってまいりたいと思います。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年10月12日(月)
来年7月に両国高校創立120周年・附属中学校開校15周年の記念式典が行われます。後援会は両国高校同窓会である淡交会と密に連絡を取り合い周年式典への準備をしております。このたび後援会会長と副会長の2名で淡交会事務局での打ち合わせに参加してまいりました。そこで、66期生(1969年3月卒業)若菜事務局長・岩岡次長から両国高校在学中のお話をお伺いすることができましたのでご紹介いたします。
淡交会事務局は東館3階にあり、様々な蔵書類、歴代の先輩方の貴重な資料が保管されています。テニスコート横の細道を進みその先に見えてくる階段をのぼります。淡交会は現在66期の先輩方が役員の中心となり活動されています。
後援会会長(以下M)
高校時代の思い出を聞かせてください
岩岡次長(以下次長)
当時「ろうごく高校」と言われていましたが暗い感じではなく楽しい高校生活を送っていました。非常に特色のある学校で、有名な先生もいてとても貴重な体験ができました。
本で生徒をひっぱたく先生や、授業が始まる前に能を舞いながら教室に入ってくる先生など個性的な先生がいて楽しかった。
自由闊達に過ごせましたね。
(M) ”ろうごく”という感覚はありましたか?
(次長)
昔の校舎を見ていただくとわかるように、中庭があって箱形の校舎だったんですよ。四階建ての、今から思うと違法建築と思うようなバラック小屋に入れられていました(笑)。
おもしろく刺激的な学校でしたよ。
若菜事務局長(以下局長)
親とか祖父母の世代は府立3中のイメージが強かったみたいですね。国立信仰が強かったです。
(次長)
生徒の数も多くて、1学年450人(9クラス)、東大には50~60名ほどが進学していたと思います(浪人含む)。
(M) 当時の両国高校についてお聞かせください
(局長)
下町なので、地域的に職人の家庭や商店や町工場の子どもが多く、サラリーマンの家庭はあまりなかったですね。サラリーマンの家庭の家に遊びにいったらアメリカみたいと思いましたもんね。
(次長)
この高校が持っているバックグラウンドというのは、小石川や日比谷とは少し違うかもしれませんね。
ひとつ下の学年から「学校群制度(1967~1982)」が始まりました。我々は両国に行きたくて受検をしましたが、下の学年からは試験で取った点数によって学校を振り分けられてしまうので好きな学校に行けなかったんです。
両国は第6学区で、墨田区・江東区・葛飾区・江戸川区の区域でした。
「学区合同選抜制度(1952~1966)」の前は府立のナンバースクール制で、旧制中学校(男子校)と旧制高等女学校に分かれていました。
(局長)
両国は旧制中学校の3中、墨田川は7中、旧制高等女学校でいえば、現在の白鴎は第1高女、この学区では小松川が第7高女です。
なので両国はその当時、男子350人、女子100人でした。逆に小松川は女子の方が多かった。
(次長)
学校群制度が始まりそれまでの両国の流れが変わってきた時期だったように思いますが、今は中学入試が7倍とも言われていてすごいと思います。
(M) 制服はあったんですか?
(次長)
制服はありました。今と同じです。あの制服は誇らしいものがありましたね。
(局長)
京葉道路の向こうの「オオタカ」さんで採寸して作ってもらったことを覚えています。
(M) 当時の大学受験の状況について教えてください
(局長)
私たちの受験のとき、ちょうど安田講堂事件※があり東大の入試が中止になったんです。
※全学共闘会議および新左翼の学生が東京大学本郷キャンパス安田講堂を占拠したため、1969年(昭和44年)1月18日から19日に機動隊が動員され封鎖を解除した
筑波大学(当時・東京教育大学)も入試が中止※になりました。
※大学キャンパスを移転させようとしたことに対して、学生が「移転反対・審議過程の民主化」を主張し反対運動をおこした
私たち66期生は現役だったんですが、浪人をしてる人にとってはたまったもんじゃなかったでしょうね。
「受験生ころすにゃ刃物はいらぬ、入試を2回やめればいい」なんて言葉がはやりました。
当時は浪人するのはあたりまえで、自分の力が足りないと分かっていても玉砕覚悟で行きたい大学を受験しました。だめなら浪人するという考えでした。
(次長)
両国には「補習科」という予備校代わりの施設があり、浪人しても高校の先生が勉強を教えてくれました。
ただ、僕たちのときにその施設が廃止になってしまったんです。公務員である教師が教えるのは良くないと教育委員会から言われたようです。
入試が中止になるわ、補習科はなくなるわで、そのあと予備校の受験をしなくてはいけなくなりました。
(M) 最後に在校生へのメッセージをお願いします
(局長)
非常に良い勉強の仕方をしているので、是非それを伸ばし自信をもって、日本だけでなく大きく世界を広げていっていただけたらと思います。
お忙しいなか快くインタビューを受けてくださりありがとうございました。とても貴重なお話をお伺いすることができて大変参考になりました。
この他にも色々なお話を伺い、今後生徒への支援をどのように行ったらよいか日々考えてくださっていることがわかりました。
後援会としてもこれからもさらに淡交会と協力して生徒へのサポートをしていきたいと思います。
後援会会員のみなさまへ
いつも後援会活動へのご理解・ご協力頂き、有難う御座います。
先般より報道がなされていますように、新型コロナウイルスの影響で、
学校生活や学習環境においても不安な日々が続いております。
後援会としても、次年度の理事の募集を4月の入学式ならびに保護者会で
行うことを予定しておりました。
しかし本年度におきましては、ともに延期となってしまったため、
皆様への直接のご説明、ご案内などが出来ない状況となっております。
つきましては、一斉メール配信の仕組みを活用し、皆さまへ新年度の理事募集を
させていただくことといたしました。
ご了承いただけますと幸いです。
両国高等学校・附属中学校 後援会
令和2年 2月2日(日)午後4時より、淡交会新年会が開催されました。後援会からは、3名が参加させて頂きました。後援会は、最前列の来賓席にて、素晴らしい卒業生による薩摩琵琶の演奏を聞きながら、淡交会会長、事務局長等、学校長と次回120周年行事について意見交換をさせて頂きました。
令和元年 6月23日(日)午後4時より、淡交会総会および懇親会が開催されました。後援会からは、2名が参加させて頂きました。正に老若男女が集い、世代を超えた交流の場となりました。そして、本校の歴史の深さと強い輪を感じました。
2019年12月7日(土)に、久しぶりの当校幹事校となった、「いっかんず」の開催でしたが、他の都立中高一貫校10校からご参加頂いた皆様にもチーム両国の素晴らしさを体感して頂けたのではないかと思います。ミーティングも懇親会も大盛況であったと思います。
2019年6月1日の14時から、幹事校:九段中等教育学校にて開催されました。次回は、両国が開催校のため、入念に下見として、5名で参加いたしました。九段の素晴らしいおもてなしと洗練された統率力を拝見し次回のハードルが上がったなと感じました。
2019年12月7日に次回開催予定です。
2019年5月25日、都立両国高校および附属中学校後援会総会が開催されました。
校長先生はじめ後援会担当の先生方の出席もいただき、まず進路指導部主任の永谷先生から平成30年度の進学実績などのお話を頂きました。
平成30年度後援会会長は外部からオンライン参加という新しい形で総会はスタートし、同年度の議事議案報告があり承認されました。その後、指名委員会より令和元年度後援会役員候補の紹介があり承認されました。
議長が令和元年度後援会会長にバトンタッチされ、新年度後援会が始動、今年度の事業計画および予算説明があり承認されました。 前会長の言葉を借りると「前年度はいろいろと整理をする年であった」との事、新年度の後援会は何を創造していくのか、ご期待下さい!
総会終了後は恒例の懇親会。和やかに会は進行し、卒業理事の方々には花束が贈られ感謝の意をお伝えしました。
2019年3月23日(土) 両国高校第116期生卒業を祝う会がアンフェリシオンにて開催されました。
先生方が受験真っ最中の子供たちの学校での様子をユーモアを交えてお話してくださり、保護者からは感謝の気持ちを伝え、とても和やかで楽しい会となりました。
校長先生、副校長先生、進路指導の先生、担任・副担任の先生、すべてのお世話になった先生方、本当にありがとうございました。
2019年2月2日(土) 淡交会(両国高校同窓会)の新年会がアンフェリシオンにて開催されました。後援会からは2名出席させていただきました。
今回は66回生の先輩方が幹事で、ピアノ演奏や淡交混声合唱団の合唱発表のあと、乾杯・歓談と続き、ギター弾き語りではまわりからも歌声があがりとてもなごやかな会でした。
最後に校歌斉唱がありましたがその前に歌唱指導があり、「学の海」は大きな海を表現する、「匂いゆたけき」は遠くからほのかに匂ってくるというように、日本語をどのように表現するかというお話をしていただきました。
現高校3年生(116期生)も4月からは淡交会に入会させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
中学3年生の海外語学研修旅行で、アメリカのユタ州ホームステイ先や現地でお世話になる方にお渡しするお土産を例年通り、後援会にて用意しました。
校章と学校名が入った紺色のトートバッグ、校訓の自律自習の文字と歌舞伎の隈取をデザインした
クリアケースです。
2017年5月27日、両国高校および附属中学校後援会総会が開催されました。
鯨岡校長はじめ後援会担当の先生方の出席もいただき、議長(平成28年度後援会会長)から同年度の事業および会計報告があり全会一致で承認されました。
その後、指名委員会より、次年度後援会役員候補の紹介があり、全会一致で承認されました。
これをもって議長が平成29年度後援会会長にバトンタッチされ、今年度の事業計画および予算説明があり、会場からの質疑応答後、全会一致で承認されました。
いよいよ新年度後援会のスタートです!
総会後、新旧の役員、理事と先生方を交えた懇親会が開かれました。
和やかに会は進行し、永年後援会理事として活動し、この日をもって退かれる方々に感謝状が贈呈され、今までの労がねぎらわれました。
6月25日土曜日
亀戸のアンフェリシオンで行われた淡交会総会に出席しました。
総会に続き、卒業生による「シルクロードの旅」に関する講演があり、参加した多くのOBの方々が興味深く耳を傾けておられました。
懇親会には、今年卒業した114期生が招かれ、多数参加していました。「多くの先輩方が集まるこの会に参加できて光栄です。これからの日本を担っていく力をつけて行きます」との力強い挨拶も印象的でした。
6月24日土曜日
東京都立南多摩中等教育学校にて開催された、「いっかんズ(東京都公立中高一貫校保護者連絡会)」に出席しました。
いっかんズは、都内の公立中高一貫校の保護者団体の役員が年に2回集まり、会議と懇親会で、情報交換や意見交換や交流を行う会。持ち回りで幹事校が決まっており、今年度の1回目は八王子にある南多摩中等教育学校、いっかんズメンバーの中ではもっとも東にある本校、錦糸町から、もっとも西にある南多摩中等教育学校、八王子まで行って参りました。
例年同様に、和やかな雰囲気のなか、生徒の個人情報の取り扱いや、周年行事の対応、会費やその管理、使徒などの議題ごとに真摯に意見を交わし、情報交換を行いました。